対内言語と、対外言語と! -7ページ目

≪魔王≫伊坂幸太郎


伊坂 幸太郎
魔王

出版社 / 著者からの内容紹介>


「小説の力」を証明する興奮と感動の新文学

 不思議な力を身につけた男が大衆を扇動する政治家と対決する「魔王」と、静謐な感動をよぶ「呼吸」。別々の作品ながら対をなし、新しい文学世界を創造した傑作!

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)>
 

 伊坂 幸太郎。1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。

 

 2000年『オーデュボンの祈り』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。

 

 2003年上期に『重力ピエロ』が、2004年上期に『チルドレン』が、2004年下期に『グラスホッパー』がそれぞれ直木賞候補に選ばれる。2004年には『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞を、短編「死神の精度」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞する。


 頭の中で念じたことを、他人に言わせることができる――そんな奇妙な超能力を手に入れた主人公・安藤。折りしも政界ではムッソリーニを彷彿させる犬養が台頭しはじめていた。

 キングの≪デッド・ゾーン≫も、超能力を持ってしまった人間が、悪の権化と化そうとする権力者と争う物語で、また超能力者である主人公の周囲は、誰もそのことを知らない設定だった。 

スティーヴン・キング, Stephen King, 吉野 美恵子
デッド・ゾーン〈上〉
スティーヴン・キング, Stephen King, 吉野 美恵子
デッド・ゾーン〈下〉

内容(「BOOK」データベースより)>

 ジョン・スミスは人気者の高校教師だった。恋人のセーラとカーニバルの見物に出かけたジョンは、屋台の賭で500ドルも儲けた。なぜか,彼には当りの目が見えたのだ。愛を確認し合ったその夜、ジョンは交通事故に遭い、4年半の昏睡状態に陥った。

 誰も彼が意識をとり戻すとは思わなかったが、彼は奇跡の回復を遂げた。そして予知能力も身につけた。そして―、彼の悲劇が始まった。

 まがいものの"神"になってしまったジョンの苦悩は続いた。人は誰でも将来を教えてもらいたがるが、それは決してその人に幸せをもたらさない。その上,彼にはすべてが見通せるわけではなかった。

 頭の一部に黒い塊=デッド・ゾーンがあって、そこにある情報は出てこないのだ。それでも彼には予知できた―有力な大統領候補者のスティルソンが、国をどこに率いていくつもりなのかを。

 ≪魔王≫においてはファシズムが悪の権化とされているのだが、日本は権力が放置していて全体主義的なのだから、それを語る場合に、すぐに政治家でもないだろうと言う気はする。もっともそれは超リアルな小説、否、ノン・フィクションに求めることであって、小説に求めるものではないかかもしれない。

 野党は自民党の一党独裁を批判する。しかし、これは実におかしな話しだ。ファシズムは民主主義制度の中から生まれるが、しかし、支持を得て圧倒的な議席数を持った政党が誕生したからといって、その政党がファシズムなのではない。また、その政党が言論の自由と多数決原理によって運営を行っていれば、それもまたファシズムではない。

 ファシズム [fascism]は次のように定義されている。

 第一次大戦後に現れた全体主義的・排外的政治理念、またその政治体制。自由主義を否定し一党独裁による専制主義・国粋主義をとり、指導者に対する絶対の服従と反対者に対する過酷な弾圧、対外的には反共を掲げ侵略政策をとることを特色とした。

 イタリアのファシスト党に始まる。ファッショ。

 この定義に忠実に従えば、現在日本でファシズム的傾向を強めているのは野党の方であろう。特に社会民主連合は、その名の示す通り、全体主義的で新自由主義を否定する排外的政治理念の政治体制を目指していると公言している。


 


≪ナポレオンに選ばれた男たち―勝者の決断に学ぶ≫藤本 ひとみ

藤本 ひとみ
ナポレオンに選ばれた男たち―勝者の決断に学ぶ

 現場指揮官たちは、いかにして苦境を脱し、人生の成功を手に入れたか――。 

出世の遅れた男-誰よりも実績を上げたのに昇格しない

 

対抗馬と見なされた男-圧倒的力を持つ男の対抗馬にされた

 

タイミングの悪い男-今まで通り仕事をしていたのに突然非難された

……

 強大なリーダーと激しい時代の波に揉まれながら、最終的に人生の勝者となった男たちの軌跡。「フジサンケイ ビジネスアイ」大好評連載。

<著者略歴>

 長野県飯田市生れ。

 西洋史への深い造詣と綿密な取材に裏打ちされた作品は読者を魅了し、絶大な支持を得ている。

 フランス政府観光局名誉委員。

 著書に『ブルボンの封印』『暗殺者ロレンザッチョ』『エルメス伯爵夫人の恋』『ハプスブルクの宝剣』『ナポレオンの恋人たち―愛される女の条件』『皇帝ナポレオン』『オデパン』など多数。

 著者公式ホームページhttp://www.fides.dti.ne.jp/~hitomimc/


≪ピエゾグラフ―クリエイティブプリント360°≫ 油谷 勝海

油谷 勝海
ピエゾグラフ―クリエイティブプリント360°

 アートとデザインの世界が変わる 新時代のプリント表現 誕生!! 絵具の厚み、画面の質感まで再現する 究極のクリエイティブ・プリント「ピエゾグラフ」


出版社 / 著者からの内容紹介>
【絵の具の厚み、質感まで再現する究極のクリエイティブ・プリント「ピエゾグラフ」のすべて】

 ピエゾグラフとは…セイコーエプソンのインクジェット技術をベースに、原画のスキャニングから色調補正、出力紙の選択、プリント調整まで、すべてを精密にコントロール。従来のインクジェットプリントの常識を越えた究極のプリント表現です。

【アート作品をもとに紹介】

 イラスト作品の微妙な質感までを忠実に再現する「ピエゾグラフ」。
 アート作品の展示やポスター制作の場でその特性が活かされています。
 実際の作品をもとに“ピエゾグラフの今”を紹介します。

< 登場するアーティスト・クリエイター >

天野喜孝、井上直久、宇野亜喜良、海田 悠、杉浦康平、鈴木英人、空山 基、永井一正、早川良雄、原 研哉、原田泰治、羽良多平吉、広川泰士、藤井保、三輪薫、若尾真一郎 他

ピエゾグラフがもたらしたプリント革命は、絵画作品や写真のプリン ト、展示、グラフィック制作、作品のアーカイブ化にまで及んでいます。 本書では、さまざまな活用事例を取り上げながら、ピエゾグラフの 可能性を探っていきます。

※三鷹の森ジブリ美術館、ちひろ美術館などミュージアムの展示活用や 教育機関における取り組みの事例も紹介されている。

≪巨怪伝―正力松太郎と影武者たちの一世紀≫佐野 真一‐K-1を見ながら変態を語ろう!

佐野 真一
巨怪伝―正力松太郎と影武者たちの一世紀
佐野 真一
巨怪伝〈下〉―正力松太郎と影武者たちの一世紀

『昭和二年、正力は社会面に早くもヌード写真を載せ、江湖の読者の度肝を抜いた。当時正力は、「新聞の生命はグロチックとエロテスクとセセーションだ」と胸をそらして語り、心ある人々から「正力という男は英語の使い方も知らないのか」と失笑を買った』

 エロ・グロ・ナンセンスを実践し、成功した男は、左翼弾圧に竦腕を振った警視庁幹部だった。正力の大衆の見方が今でも警視庁の国民の見方ではないだろうか。

 その彼は「変態を湯水の如く社会へ供給した」のだ。その男の伝記は一読に値する。

出版社/著者からの内容紹介>
 長嶋のサヨナラホームランで知られる「天覧試合」は正力松太郎にとって36年前の事件に決着をつける大芝居だった。その事件とは……

内容(「BOOK」データベースより)>
 左翼弾圧に竦腕を振った警視庁幹部の正力は摂政宮狙撃事件で辞任し、読売に転じた。多年培った情報網と政・官・財の人脈を挺子に部数百倍増を達成。テレビ・プロ野球・プロゴルフ・プロサッカー、さらに原発まで創始…。大正・昭和の裏面史を体現した破天荒男の痛快伝。


< 目 次 >

第1章 暴圧と故郷
第2章 虐殺と伝令
第3章 美談と略奪
第4章 社旗と伝説
第5章 疑獄と遭難
第6章 不倫と絹糸
第7章 転向と墓銘
第8章 決起と入獄
第9章 祝宴と嫉妬
第10章 復権と球場
第11章 国士と電影
第12章 原発と総裁
第13章 発火と国策
第14章 天皇と興行
第15章 宿業と花輪
第16章 蓋棺と磁力


内容(「BOOK」データベースより)>

 

 だが輝かしい正力神話の裏には、決して顧みられることのなかった影武者たちの働きが常にあった。

< 目 次 >

第10章 復権と球場―シベリアの水源を救え
第11章 国土と電影―"正力テレビ"が生んだ英雄・力道山
第12章 原発と総裁―「核燃料」を「ガイ燃料」という"原発の父"
第13章 発火と国策―ウラン爺さん、人形峠に踊る
第14章 天皇と興行―読売巨人軍は男芸者か
第15章 宿業と花輪―「もういい」と臨終の一言
第16章 蓋棺と磁力―いまも大魔王が生きている

 現代日本社会に溢れる変態・・・正力は変態こそが大衆が求めているものと規定し、成功した。その彼を知ることは変態を知ることでもあるのだ。

 のちの昭和天皇を狙ったテロリストの一発の銃弾によって警視庁を免官となった正力は、戦後、読売を部数日本一に押し上げ、日本プロ野球生みの親、民放テレビの始祖、原発のパイオニアとして華々しい復活を遂げる。

≪性の猟奇モダン―日本変態研究往来≫‐秋田 昌美 紅白を見て「変態」を語ろう!

秋田 昌美
性の猟奇モダン―日本変態研究往来

出版社/著者からの内容紹介>
 

 大正末期から昭和初頭にわたる「エロ・グロ・ナンセンス」の時代。

 続々と発刊された変態雑誌と、梅原北明、中村古峡、斎藤昌三、酒井潔など日本性学の泰斗を照射し、そのまなざしのありかを検証する、猟奇モダン時代の性メディア史。

 

 今年のNHK紅白歌合戦は「変態メディア史」へ新たな1ページを記す画期的なものであるかも知れない。

 

 沖縄産変態ゴリエは注目である。私は用事で見ることができない。残念だ。 
 

< 目 次 >

1 変態研究の夜明け――中村古峡と変態心理
2 梅原北明とグロテスク流行――モダン・エロティシズムのパイオニア
3 グロテスク党の闘士たち――斎藤昌三と酒井潔
4 昭和猟奇モダン時代――『現代猟奇尖端図鑑』
5 モダン女体美時代――モダン・ガールの身体
6 犯罪科学と猟奇刑罰芸能の世界――『近代犯罪科学全集』と伊藤晴雨
7 変態心理と女性――昭和初期の女性観と犯罪心理学
8 性管理と夫婦論の戦後――夫婦生活と性メディア

あとがき


≪東京タワー≫ 江國 香織―そして、≪52nd Street≫---Billy Joel

江國 香織
東京タワー

内容(「MARC」データベースより)>

 待つのは苦しいが、待っていない時間よりずっと幸福だ-。ふたりの少年・透と耕二。そして彼等の年上の恋人。恋の極みを描く長編恋愛小説。

 「恋はするものじゃなく、堕ちるものだ」

 売れっ子CMプランナーを夫に持つ41歳の詩史は、自身も青山の一等地でセンスのよいセレクトショップを経営している。そんな彼女は3年前、この店を訪れた友人の息子で当時高校生だった透と一瞬にして惹かれ合い、恋に落ちた。
 そして現在も、東京タワーを見渡せる透のマンションで、大学生になった彼と愛し合っている。既に2人は、互いにかけがえのない存在となっていた。一方、透の高校時代からの友人・耕二も、同年代の恋人がいながら最近、35歳の人妻・喜美子と関係を持ち始めた。
 だが……。

 この小説は映画化もされたラブ・ストーリー。
 年齢や境遇を越え、それぞれ対照的なアプローチから理屈では語れない純粋な愛に溺れていく2組の青年と人妻の恋愛模様とその顛末を綴る。
 主演は「阿修羅のごとく」の黒木瞳と「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」の岡田准一。
バップ
東京タワー プレミアム・エディション
<ストーリー>
青山のセレクトショップを経営する詩史は夫がいながら、友人の息子で20歳年下の透と付き合っていた。24時間、詩史からの電話を待つ純粋で一途な透。
 一方、透の親友の耕二は、専業主婦の人妻・喜美子と不倫中。耕二は喜美子と本命の恋人との間を自由に行き来していたが、やがて、ふたつの恋にも終わりがやってくる。

江國香織の同名小説を、TVドラマやドキュメンタリーの分野で活躍していた源孝志が演出。詩史と透は黒木瞳と岡田准一、耕二と喜美子は松本潤と寺島しのぶが演じている。
 ジャニーズゆえ、アイドルのイメージが強い岡田と松本だが、本作では濃厚なラブシーンも披露。ふたりの大胆な挑戦は一見の価値あり。あくまで寓話のような恋にひたる詩史と透、そして現実にもありそうな生々しい不倫にのめりこんでいく喜美子と耕二。
 ロマンティックな恋と、現実逃避の関係の怖さを見せつける恋、両極端の恋愛は、甘さと苦さを同時に感じさせる。(斎藤 香)

内容紹介>
○プレミアム・エディション仕様
 デジパック2枚組収録 外箱付

☆封入特典
・ブックレット
・スペシャルフォトブック

☆映像特典(DISC1に本編と共に収録)
・予告編集〔特報・本予告、TVスポット各種〕
・オーディオコメンタリー

映像特典(DISC2)
・「東京タワーLoveActulle[ラブアクチュール]」(キャスト出演による朗読ドラマ)
・メイキング・キャストインタビュー
・記者会見風景


内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)>
『阿修羅のごとく』の黒木瞳と「タイガー&ドラゴン」の岡田准一主演の純愛ドラマ。直木賞作家・江國香織の同名小説を元に2組の人妻と青年を軸にした恋愛模様を綴る。キャスト出演による朗読ドラマ「東京タワー Love Actulle」など特典映像満載の2枚組。

江國香織さんは「リズムに敏感」な作家である。

Billy Joel
52nd Street

<試聴用サンプル>
試聴するには、音符記号が付いている曲のタイトルをクリックしてください。詳細については、ダウンロードのヘルプ を参照してください。

1.Big Shot
2.Honesty
3.My Life
4.Zanzibar
5.Stiletto
6.Rosalinda's Eyes
7.Half a Mile Away
8.Until the Night
9.52nd Street




初めて全米チャートの第1位を制した78年リリース作品である。

 もはや盟友となったフィル・ラモーンによるプロデュースで、<1>や<3>などのシングルヒットはもちろん、前作『ストレンジャー』に引き続き、グラミー賞2部門を受賞するなど、そのミュージシャンとしての存在を揺ぎないものにした1枚と言える。

  ビリー・ジョエルのお家芸全開といった感じで、曲ごとに見せるヴォーカルの豊かな表情と深みのあるポップスの世界が、よくわかる作品である。(春野丸緒)

 文明は、都会は、そこで生活する人々に激しいリズムを与える。一人の人間が多様なリズムを持つのを拒絶させるほどに、それは激しいリズムだ。

<Title→ 52nd Street>

They say it takes a lot to keep a love alive:

In every heart there pumps a different beat

But if we shift the rhythm into overdrive,

We could generate a lot of heat....

(Chorus) On 52nd street

Artist: Joel Billy

Album: 52nd Street

 リズムが異なればある人はある人を理解できない存在としてしまう。恋愛で「リズムの違い」が生じれば、破局だ。

 政治や外交、経済活動ならば「リズムの違い」を克服しようとする。ストレスも生じる。

 この世の誰が恋愛にストレスを求めるだろうか!

 恋愛は同じリズムを持つものが奏でる美しいハーモニーなのだから…不協和音…江國さんほど「異なるリズムの持ち主」を嫌い、同じリズムを持つ者を求めている作家も少ない。


週刊新潮 2006年1月5・12日新年特大号 (火曜日発売) 特別定価330円

< 最新号目次 >

「宮中と官邸」を震撼させた雅子さま「離婚説」

「カネ返せ!」山崎拓代議士を悩ます「極秘結婚した三女」の婿ドノへの大合唱

< ワイド >男 と 女 の 「 地 獄 の 日 々 」
 「戸田菜穂」出現でも松井選手と続いている「本命女性」
 「落選」「選挙違反」の次は「愛人妊娠」の小林興起
 清原「入団表明」は「パチンコCM」発表の場だった
 騒動直前「姉歯物件」から引越した「謎の女」
 「半ボケ老人」なのに収監された81歳「元イトマン社長」
 「タリウム少女」の叔母が書いた「肉親の苦悩」
 「元世界チャンプ」渡辺二郎が語る「オレの転落人生」
 「東條英機の孫娘」は国民新党の「救世主」になるか
 もはや「海外留学」しかない宮里藍2世「金田久美子」
 渡辺謙「幸福の絶頂」前妻「ドン底逃亡生活」
 「商品価値なし」と判断された「キズモノ」サッカー小野
 「セクハラ」解任で「ヒラの学会員」になったエリート部長
 「中国の刑務所」で正月を迎える「化石を密輸」した日本人
 「お受験と肥満」が先送りにする森昌子「歌手復帰」
 海老沢前会長「読売顧問」で気になる「1億円退職金」
 「村上里佳子」離婚で囁かれる渡部篤郎の「浮気歴」
 「杉田かおる」にネタにされ捨てられた「鮎川純太」
 「プロX打ち切り」を飾るプロデューサーの「申告漏れ」

◆特別レポート
小泉首相の「無関心」が招いた「女帝論議」の誤り
日本ルネッサンス「拡大版」[第197回] 櫻井よしこ

◆特別読物
「旧宮家」の人びと
「ブラジル籍の人」も「養子は山伏の人」もいる11宮家の戦後60年

「株バブル」の落とし穴 「素人トレーダー」はこうしてカモられる

巨人「大補強」で来シーズンも「優勝なし」か


小嶋社長「国会喚問」の核心は「伊藤公介」元国土庁長官と「愛人怪文書」

◆年末年始お薦めガイド 読む 見る 聴く
 ▼Book Selection 私が選んだ「ベスト5」
 ▼CD&DVD Selection
 ▼Cinema Selection
  年末年始映画30本チェック
  年末年始番組スペシャル TV視聴室
 ▼Special Guide

< 小 説 > 
【警察小説 4話短期集中連載】
【第2話】 赤い鉛筆…………………柴田よしき
満洲国演義・霊南坂の人びと………船戸与一
風の墓碑銘(エピタフ)……………乃南アサ

黒い報告書……………………………………………………………岩井志麻子

▼新句歌歳時記/多田道太郎 ▼掲示板
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼囲碁・将棋(解答)



< テンポ > 
▼ロビー/ビジネス/インシデント/
 エンターテインメント/マイオンリー
▼スポーツ/タウン

「楽天」はやっぱり最下位という「野村メモ」
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/20060105.12/tempo.html



< コラム > 

【新連載】百科繚乱 特別外来めぐり…中原英臣・小野隆司
TV無法地帯………………………………丸山タケシ
幕末バトル・ロワイヤル…………………野口武彦
江戸温泉物語………………………………松田忠徳
THE WORLD INCIDENT
B級重大ニュース
あとの祭り…………………………………渡辺淳一
私の週間食卓日記…………………………三浦雄一郎
森繁久彌 大遺言書………………………久世光彦
福田和也の闘う時評………………………福田和也
おれのゴルフ………………………………青木 功
石原良純の楽屋の窓………………………
石原良純
人間自身……………………………………池田晶子
見ずにすませるワイドショー……………林 操
秘密の花園…………………………………山田美保子
トホホな朝 ウフフの夜…………………斎藤由香
変見自在……………………………………高山正之

< グラビア > 

・とっておき私の近江 ・フォトアウトサイダー
・Lady's Seat ・アジア酒街道を行く
・美の森へ ・世界一周グルメ旅 in TOKYO
・最古巡礼 ・黒鉄漫画研究所(黒鉄ヒロシ)



週刊新潮URL● http://shinchosha.co.jp/shukanshincho/index.html
編集部 E-mail● shuukan@shinchosha.co.jp

新潮社ホームページURL● http://www.shinchosha.co.jp
新潮社ホームページEmail ● webshin@shinchosha.co.jp


 

◆私が占う「06年芸能界」最大ニュース◆
「神田うの」誕生日にヒルズ族と入籍! 梨元勝
「モーニング娘。」は秋に解散する! 石川敏男
「紅白」「レコ大」は打ち切りになる! 肥留間正明
入れ歯のせい?で「筑紫哲也」引退! 宇都木員夫
ついに終了「渡る世間は鬼ばかり」! 須藤甚一郎

≪エンジン2006年2月号≫ 新潮社より12月26日発売 定価780円

エンジン

≪エンジン2006年2月号≫



男のあたらしいライフスタイル誌

≪ENGINE≫ 目次情報 2006年2月号

[巻頭特集]クルマ好きを元気にしたカンフル剤カーはこれだ。
      2005年の当たりグルマ、大総括!

◆第1部 総括篇
 (1)愛の新車批評スペシャル
 「2005年、クルマに元気はあったか?」
 大座談会

 (2)下野康史のイッキ思い出し書きスペシャル
 2005年に、カバタヤスシが乗った
 当たりグルマ、はずれグルマ大総括!

◆第2部 ライバル比較篇
 (1)ポルシェ911カレラ4と911カレラ
 カオスのエッジに立つ!

 (2)BMW325iツーリング対A4アバント3.2FSIクワトロ対
    メルセデス・ベンツC280 4マティック・ステーションワゴン
 ステーションワゴンのポルシェ911だ!

 (3)マツダ・ロードスターRSとホンダS2000タイプV
 頭上には空しかない、と想像せよ!

 (4)鈴木亜久里がテストする3台のラグジュアリー・サルーン
 “大いなる問題作”、登場!

 (5)レクサスGS430と日産フーガ450GT
 セレブVS野武士の決闘!

◆ふろく
 2005年の掉尾を飾る世界最速カー、
 ブガッティ・ヴェイロン日本上陸。富士スピードウェイを走る。
 天国の門が開き、誰かが手招きしているような。

[第2特集]THE HOT 100 NEW CAR RANKINGS!

◆発表! 2006年新春版
 エンジンHOT100!

◆HOT100委員25人が半年ぶりに選んだ
 超私的“旬”なクルマ・ランキング発表!
 委員会メンバー25人の
 HOT20一挙公開!

◆ENGINE ROAD TEST #1
 ベントレーの超高性能サルーン、
 コンチネンタル・フライング・スパー上陸!
 イギリス上流紳士にも似て。

◆ENGINE ROAD TEST #2
 ベイビー・ハマー、H3が日本上陸! 兄、H2と一緒にテストする!
 ご機嫌なアメリカン!

◆ENGINE ROAD TEST #3
 3リッター直6+6MT、FR! 130iMスポーツに乗る。
 BMWの「まわしもの」か!

◆5シリーズの新V8搭載モデル、540iに乗る。
 高級スポーツ・セダンの白眉!

◆BMW新型3シリーズに直6最新廉価モデル323i登場。
 悩ましい選択肢あらわる!

◆BMWモトラッド、ディレクターのハイナー・ファウストさんに訊く
 “ココロのクスリ”、あります

◆ENGINE ROAD TEST SPECIAL
 メルセデス・ベンツCクラスの極限モデル、C55AMGに乗る。
 世のスポーツ・サルーン愛好者、
 瞠目せよ!

 フォードの人気SUV、エクスプローラーの新型に乗る。
 もうカウボーイハットは似合わない。

◆ニューモデル海外試乗記
 (1)
 帰ってきたシトロエンのエグゼクティブ・サルーン、C6初ドライブ!
 シトロエニストは狂喜乱舞せよ!

 (2)
 VWのコンセプト・カーにフランスのサーキットで乗る。
 スポーツカーの近未来!

◆自動車評論の第一人者、徳大寺有恒の連載エッセイ
 行くCARの流れは絶えずして日記 第23回
 発表! 徳大寺有恒が選ぶ
 05年のベスト・カー

◆稀代の時計コンセプター、リシャール・ミルも来日!
 ル・マン・クラシック・ジャパンの物語、
 はじまる。

◆ENGINE FOR TIMEPIECES WATCH!
 セイコーが誇る、
 スプリングドライブって何?

◆“時計の人たち”4人のスペシャル・インタビュー!
 2006年の新作はトンガッてます!

◆ENGINE FASHION FEATURE
 2006春のファッション第1弾
 春サキドリ宣言!

◆ENGINE FASHION FOR LIFE
 O6年春、服と住空間の出会いへ!
 インテリアVSファッション

◆things that matter
 2006年インテリジェンスあふれるアイウェア&ショップをピックアップ
 新春をあたらしい顔で迎えよう

◆New Car Commentaries 今月の新車批評

◆TOPIC!

◆ENGINE people

◆森羅万象を斬る「ENGINE BEAT」

ENGINE URL  http://www.shinchosha.co.jp/engine/
編集部Email  engine@shinchosha.co.jp  

新潮社HP   http://www.shinchosha.co.jp/
新潮社Email   webshin@shinchosha.co.jp  

≪旅≫ いま、私の欲望は、ニューヨーク・モダン

旅


 → いま、私の欲望は、ニューヨーク・モダン


022モダンは50丁目台から
いま知るべきNYモダンは、MoMAが誇る、洗練のダイニングから。

028アートシーン
街を揺り動かす、最新アートシーンを追跡!

038クローズアップ
アートの原点はここに!
ロンドンの美意識、V&Aミュージアムへ

042NYデザイナーズ1
デザイナーのたいせつな場所、サクーンが教えるモダンアドレス。

044NYデザイナーズ2
その個性に惹かれるから、若手デザイナーの小物をマーク!

046注目エリア
注目のおしゃれ地区、ミートパッキングを歩く。

050スパ
癒し上手なニューヨーカーの、隠れ家スパへご案内。

052コスメ
徹底的に自然派志向、こだわりのナチュラルコスメ。

054最新ダイニング
進化するNYキュイジーヌ、合言葉は味覚のボーダレス。

066ブティックホテル
適度な大きさが心地よい、最新モダンホテル。

072New York Topics

009 
私の常宿。ニューヨーク

011
旅先で発見、ちょっといい物。

013
旅に持って行く本。

076旅モード 03
グッチGUCCI
アイランドを目指して、
軽やかな服で飛び立つとき。

084
渡辺佳子の旅美容 03
着いたらまず洗顔、
あとは癒しのシートマスク。

088
旅の小道具 02 目覚まし時計

092
小さな町へ、小さな旅 第3回
岐阜・美濃
清らかな和紙に心奪われる、
うだつの上がる町。

108
中国の六つの赤 第五回
関羽の赤い顔
北京
乃南アサ

124
Present & Information
撮影協力店一覧

126
幸運を呼ぶ旅
占い サリア・フローラ







ウルトラマン対怪獣―沖縄人の問題意識とは!

 私たち日本人とって「米軍再編」は防衛問題です。議論も必要でしょう。


 沖縄人にとってはウルトラマンと怪獣の問題なのです。彼等は自己をウルトラマン=正義の味方・平和民族、米軍を怪獣と規定し、世界中が沖縄人の動向に注視しているとする「地元メスメディア」報道に従って乃至は互いに補いつつ、戦後60年間、対怪獣闘争を繰り返しています。

 彼等ウルトラマンたちの言う世界平和とは、怪獣を全世界(※沖縄人にとっては沖縄島が全宇宙と認識されている)から追い出し、そして彼等の掲げる世界平和の最終目標とは、摩文仁の丘の平和祈念公園に座り、合掌し、祈願することです。

 彼等ウルトラマンたちが、平和問題に関連して日本に寄与するものは何一つありません。

 彼等は唯、基地撤去運動という政治運動を平和という言葉を使って行おうとしているだけです。その私欲のためなら戦没者も大いに利用しましょう、でしかないのです。